手足のしびれでお悩みの方へ
「肌を触ったときの感覚が鈍い」「指先がピリピリとする」など、しびれの症状が起きていませんか?
手足にしびれを感じる場合は、神経が圧迫されていたり、血行が悪くなっていたりすることが考えられています。
また、糖尿病や動脈硬化、エコノミークラス症候群など病気によってしびれが起きている場合もあるため、注意が必要です。
日常生活の支障になるばかりか、命にかかわるケースもありますので、しびれがある方は早めの検査と対処を心がけましょう。
ここでは、手足のしびれの原因や接骨院の施術内容を詳しくご紹介しています。
ご自身で行えるケアの方法もまとめてありますので、しびれにお困りの方は、ぜひご参照ください。
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目次
こんなお悩みはありませんか?
- 身体が冷えると指先がしびれてくる
- 足裏がしびれて、感覚も鈍くなっている
- 足のしびれがあって長い時間座れない
- 医療機関では異常なしといわれる
- しびれている時の対処法がわからない
- しびれが起こらないように予防したい
手足のしびれとは?
手足のしびれのおもな症状と原因
手足のしびれとは?
しびれとは、皮膚の感覚が鈍くなったり、「チクチク」「ピリピリ」「ジンジン」といった異常な感覚を身体に生じたりする状態を指します。
●しびれが起こるメカニズム
・神経の圧迫
神経が圧迫されると、知覚の伝導がスムーズに行えず、しびれを引き起こす場合があります。
症状としては手や足に出ていますが、必ずしも患部に原因があるとは限りません。
手のしびれであれば首や肩まわり、足のしびれでは腰やお尻のあたりで神経が圧迫されている可能性が高いです。
・血行不良
呼吸で取り込んだ酸素は、おもに血液中のヘモグロビンによって全身に運搬されています。
そのため、手や足への血行が悪くなると神経が酸欠状態となり、しびれの症状を引き起こす場合があります。
神経の圧迫や血行不良を起こす具体的な原因については、次で詳しくご紹介しています。
手足のしびれのおもな原因
手足がしびれるのは、おもに次のような原因が考えられています。
●足のしびれの原因
・姿勢の悪さ
背中が丸くなっている「猫背」や、腰が強く反っている「反り腰」では、腰部の筋肉が張りやすくなります。
硬くなった筋肉で下肢へと走る神経が圧迫されると、しびれにつながってしまいます。
・外反母趾
足の指の変形によって、周辺を走行する神経が圧迫されてしまう場合があります。
・足根管症候群
内くるぶし後方にある、足首の骨と靭帯(屈筋支帯)がつくるトンネルを足根管といいます。
その足根管が狭くなり、後脛骨神経(内くるぶし後方から足裏にかけて走る神経)が圧迫された状態が「足根管症候群」です。
足首の骨折、捻挫といった外傷や足のむくみなどが原因に考えられています。
●手のしびれの原因
・身体のゆがみ
身体のゆがみから首や肩まわりの筋肉が緊張し、周辺の神経が圧迫されてしまう場合があります。
・交通事故
事故の衝撃で頭部が強く前後に振られてしまう「むちうち」の症状の一つに、手のしびれがあります。
炎症による腫れや頚椎のゆがみで神経の圧迫が生じることが考えられています。
・ストレス
過度なストレスによって、自律神経のバランスが乱れやすくなります。
交感神経の働きで血管が収縮し、血行が悪化することでしびれにつながる場合があります。
・手根管症候群
手首の骨と靭帯が作るトンネルを手根管といいます。
その手根管が狭くなり、手首の手のひら側で「正中神経」が圧迫されてしびれを生じた状態が「手根管症候群」です。
ケガや手の使いすぎなどが原因として考えられています。
・胸郭出口症候群
首の前側から鎖骨下を通過する神経や血管が圧迫された状態を、胸郭出口症候群といいます。
首や胸の筋肉の緊張がおもな原因に考えられています。
類似症状のある隠れた病気
手や足がしびれている場合、次の病気が隠されている可能性があります。
●糖尿病性神経障害
高血糖の状態が長く続くと、血管だけではなく神経も障害される場合があります。
しびれや痛み、感覚が鈍くなるなどの症状がみられます。
●巨赤芽球性貧血 (きょせきがきゅうせいひんけつ)
葉酸やビタミンB12の欠乏から起こる貧血のことです。
特にビタミンB12は神経の機能を調整しているため、欠乏することでしびれを生じやすくなっています。
●エコノミークラス症候群
飛行機での移動のような長時間の座り姿勢で、足の静脈に血栓ができてしまう病気です。
血行の悪化によって足のしびれを生じるばかりか、血栓が肺の血管に詰まることで、胸の痛みを引き起こすケースもあります。
●関節リウマチ
免疫の異常で、関節に炎症を起こす病気です。
関節の腫れや痛み、変形とともにしびれを生じる場合もあります。
●閉塞性動脈硬化症
手や足の血管に動脈硬化が起きる病気です。
手足の冷えや痛み、しびれなどがおもな症状です。
原因によって処置の方法が変わっていきます。
上記に挙げた病気が疑われる場合は、早めに医療機関にご相談ください。
手足のしびれのおもな施術法と
代表的な施術期間・施術過程
手足のしびれのおもな施術法
手足のしびれに対して、接骨院では一般的に次のような施術を行います。
●カウンセリング・検査
施術の前にカウンセリングや各種検査(しびれが起こる動作、身体のゆがみ、筋肉の緊張などの確認)を行い、しびれが起きている原因を探していきます。
●手技
カウンセリングや検査の結果をもとに、原因となっている筋肉の緊張を手技でほぐしていきます。
また、骨格のゆがみが原因に考えられる方には、骨格の矯正を加える場合もあります。
●ハイボルト、鍼灸
筋肉が強くこわばっている部位には、ハイボルトや鍼灸も活用します。
・ハイボルト
高電圧の電気を流していく施術です。
ピンポイントで強い電気を流せるため、短時間で筋肉の緊張をゆるめることができます。
・鍼灸
コリの強くなっている筋肉に鍼を刺したり、お灸を置いたりします。
また、全身の経穴(ツボ)を刺激することで、自律神経を整える作用も期待できます。
●日常生活のアドバイス
ストレッチや姿勢の気をつけるポイントなど、しびれを改善・予防するためのアドバイスを行っています。
手足のしびれの
代表的な施術期間・施術過程
軽度のしびれであれば、数回の施術でも効果を実感できると思います。
時間をかけて骨格のゆがみや筋肉の緊張が生まれていますので、状態が安定するまでは1~2ヶ月ほどは施術を続けていただくことをおすすめしています。
しかし、ひとくちに「しびれ」といっても原因はさまざまです。
外傷や病気の場合は、数ヶ月〜1年以上と長期に及ぶケースもあります。
自己判断で対処するとより症状を悪化させる可能性もありますので、医療機関や接骨院のほうに早めにご相談ください。
手足のしびれになった際の
注意点と対処法
しびれは簡単に対処できます
手や足のしびれがある場合には、次のような対処を行っていきましょう。
●手のしびれ
・手を温める
カイロやホットパックなどを当てて、しびれている箇所を温めましょう。
温めることで血の巡りがよくなるため、しびれの軽減を期待できます。
・ストレッチを行う
ストレッチを行い、こわばった筋肉の緊張をゆるめていきましょう。
手のしびれに対しては、首や肩まわり、腕のストレッチが有効とされています。
●足のしびれ
・足を定期的に動かす
長時間座った姿勢が続くと、足の血行が悪化していきます。
30分を目安に立ち上がり、軽く歩くようにしてください。
また仕事中で動けない場合も、足首をぐるぐる回すと、足の血行の循環を促すことができます。
・足を圧迫しない
サイズの小さい靴を履いていると、指が圧迫されて外反母趾を起こしやすくなります。
自分にあった靴に変えたり、サンダル・スリッパなどを履いたりして、足を圧迫しないように気をつけましょう。
手足のしびれにならないための
予防法と身体のケア方法
少しの意識で予防が可能です
手や足のしびれを起こさないよう、次のようなケアを普段から継続して行いましょう。
●手のしびれ
・姿勢を正す
前のめりになった姿勢は、首まわりの筋肉や頚椎に負担をかけてしまいます。
頭のてっぺんが天井から引っ張られているようなイメージで、背中を伸ばした姿勢を取るようにしてください。
・ストレスを解消する
ストレスを溜めると自律神経のバランスが崩れ、しびれを生じやすくなります。
「映画鑑賞する」「軽い運動をする」「友達とお出かけをする」など、ストレスはこまめに発散するようにしましょう。
●足のしびれ
・湯船に浸かる
湯船に浸かって身体を温めることにより、全身の血流を促せます。
身体を内側から温めるために、ぬるめのお湯にゆっくり浸かるようにしましょう。
・体重のコントロールを行う
体重を増加させると、腰まわりの筋肉や腰椎に負担をかけてしまいます。
食事を制限したり、運動を習慣的に行ったりすることで、体重をしっかり管理しておきましょう。
手足のしびれに関するQ&A
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手や足のしびれは接骨院で対応していますか?
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対応しております。
筋肉の緊張を緩めたり、骨格を矯正したりすることで、しびれを軽減できる場合があります。
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手や足のしびれへの施術に保険は使えますか?
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基本的に自費での施術になります。
しかし、交通事故やケガが原因であれば、保険を使える場合もあります。
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しびれに対しては、どのような施術が行われていますか?
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手技や鍼灸、電気療法をメインに、患者様の状態に合わせた施術を行っています。
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しびれへの施術は、痛くはないですか?
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リラックスした状態で施術が受けられるよう、優しい刺激で行っていきます。
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なぜ手や足がしびれてしまうのですか?
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病気でなければ、筋肉の緊張や骨格のゆがみ、血行不良がしびれの原因となるケースが多いです。
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しびれはまだ軽いので、そのままにしても大丈夫ですか?
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一度悪化させると改善までに時間がかかるため、早めに対処していくことをおすすめしています。
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しびれは温めたほうがいいのですか?
冷やしたほうがいいのですか? -
基本的には温めたほうがよいといわれています。
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手や足にしびれがある場合は、医療機関に行ったほうがいいですか?
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強いしびれや痛み、身体の異変などあれば、一度医療機関でみてもらいましょう。
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しびれの予防法を教えてもらえますか?
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はい。
施術に加えて、患者様に合わせたセルフケアもアドバイスしています。
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痛みがなくても接骨院に行っても良いですか?
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はい。
自費になりますが、メンテナンスや状態確認の目的でもご利用になれます。
著者 Writer
- 芳賀 太郎
- 出身:福島県
生年月日:1991年4月2日
血液型:O型
趣味:バスケットボール
所有資格:柔道整復師
得意な施術:骨格矯正
ご来院されるお客さまへ一言:
症状改善に尽力していきます!
施術案内
Treatment guidance
保険施術
接骨院では、受傷時期・原因が明確にわかる急性のケガに対して健康保険を使って施術を行うことができます。
骨折、脱臼、捻挫、打撲、挫傷が対象です。
状況に応じてどの保険が適用なのかこちらでご確認ください。
骨盤矯正
骨盤は「立つ」「歩く」「座る」といった基本的な動作を支える大切な骨格です。
日常のくせや出産で身体がゆがみ、放置しまうと内臓の位置がずれて便秘や胃もたれを起こしやすくなり、女性は月経痛が悪化することもあります。
猫背矯正
長時間のデスクワークやスマホいじりは猫背などの不良姿勢を引き起こします。
くせになると肩こりや眼精疲労、自律神経が乱れるなど慢性的な倦怠感の原因になります。
猫背を放置しないで、日頃から適度な運動やストレッチが大切です。
鍼灸
鍼灸は2000年以上前に中国で生まれた歴史のある施術です。
人間が本来持つ自然治癒力を高めることで、慢性的な痛みを軽減し、自律神経を整えることで疲労感を解消することができます。
国家資格を保有の施術師が行います。
楽トレ
低周波と高周波を使う複合周波「EMS」を使うことで効率良くインナーマッスルを鍛えることができるトレーニングです。
寝ているだけで体幹の強化、身体の軸を安定させることができ、ケガの予防につながります。
ハイボルト療法
血行促進作用や急性期・慢性期の痛みの軽減に有効な施術で、現在アスリートをはじめ注目を集めている施術です。
高電圧が痛覚伝達を抑制することで慢性的な肩こり、腰痛などの長引く症状の改善が見込めます。
超音波療法
人間か知覚することのできない高い周波数で急性の痛みから使用できるのか特徴です。
そのため、骨折や捻挫といったスポーツ外傷・スポーツ障害の痛みの早期改善に効果的です。
微細な振動によって患部の自然治癒力を高めます。
交通事故施術
事故後は興奮状態に陥っているため痛みを感じにくい場合があります。
痛みがなくても医療機関や接骨院で身体の状態をみてもらうことが大切です。
交通事故のケガは「自賠責保険」が適用となります。
補償内容について事前に備えておきましょう。
美容鍼
美容鍼はほうれい線やフェイスラインなど、顔を中心にアプローチしていきます。
お肌のターンオーバーが活性化し、シワやたるみの改善に効果につながります。
美容鍼でいつまでも若々しいお肌を手に入れましょう。
ヘッド
マッサージ
頭部は前頭筋と左側頭筋、右側頭筋、後頭筋の4つの筋肉で構成されています。
これらの筋肉は、長時間のデスクワークやスマホの使用によって血行不良になってしまいます。
ヘッドマッサージで顔や首、肩の筋緊張の緩和、髪質改善にも効果的です。
当院のご紹介
ABOUT US
さくら鍼灸院・接骨院 相模大野院
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神奈川県相模原市南区相模大野3-3-1
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