神経痛でお悩みの方へ
「顔まわり」や「背中・脇腹」「腰から下部分」と、神経痛は身体のあらゆる場所で起こる可能性があります。
また痛みの原因も、生活習慣によるものから病気によるものまでさまざまです。
神経痛では、末梢神経の一部が圧迫されていることが考えられています。
状態によっては手術が必要なケースもあるため、放置しないようにお気をつけください。
ここでは、神経痛のメカニズムや接骨院の施術内容、そして自身で行える対処・予防法を詳しくご紹介しています。
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目次
こんなお悩みはありませんか?
- 疲れがたまると脇腹に痛みが走る
- 頰のあたりに激しい痛みがある
- ふくらはぎが痛み、長時間座れない
- 冷たい風が当たると顔が痛む
- 坐骨神経痛の対処法が分からない
- 神経痛を予防したい
神経痛とは?
神経痛のおもな症状と原因
神経痛とは?
神経痛になってしまうおもなケース
神経痛とは、神経の支配領域に起こる痛みのことを指します。
●神経痛のメカニズム
何らかの原因で末梢神経が圧迫されたり、刺激を受けたりすることで神経痛が生じるといわれています。
末梢神経とは、脳や脊髄といった中枢神経から枝分かれし、全身に張り巡らされている神経のことです。
末梢神経には3つの種類があります。
・身体を動かすために脳からの指令を筋肉に伝える「運動神経」
・痛みや皮膚に触られた感覚などを脳に伝える「感覚神経」
・体温や血圧、内臓の動きなどを調整する「自律神経」
上記の中でも特に感覚神経が障害されて、急な痛みが起きた状態を神経痛と呼んでいます。
●神経痛の代表例
・三叉神経痛
三叉神経は顔まわりの感覚を支配している神経です。
額や頬、目の奥、顎の周辺に痛みを生じます。
神経痛の中で、三叉神経痛がもっとも患者数が多いといわれています。
・坐骨神経痛
坐骨神経は下半身を走行している神経です。
お尻や太もも、ふくらはぎ、すね、足、足趾にかけて痛みを生じます。
・肋間神経痛
肋間神経痛は、肋骨の間を走行している神経です。
背中から脇腹、胸のあたりに痛みを生じます。
神経痛のおもな原因
神経痛の原因は次の通りです。
●原因
・交通事故
交通事故による衝撃で「肋骨の骨折」や「脊柱の捻挫」を起こす場合があります。
折れた骨や痛みをかばうための筋肉の緊張によって末梢神経が圧迫されると、神経痛につながってしまいます。
・不良姿勢
背中の丸まった猫背では、背部や腰部の筋肉がこわばりやすくなります。
硬くなった筋肉で神経が圧迫され、肋間神経痛や坐骨神経痛を生じる可能性があります。
・筋肉の硬さ
梨状筋(お尻の筋肉)が硬くなると、坐骨神経が圧迫されて神経痛を生じます。
お尻の筋肉が緊張するのは、長時間の座位姿勢やスポーツでの使いすぎなどがおもに挙げられます。
・血行不良
血流が悪くなると神経が酸素不足の状態になり、しびれを生じやすくなります。
血の巡りが悪くなるのは、身体の冷えやストレスによる自律神経の乱れなどが原因として挙げられます。
類似症状のある隠れた病気
神経痛をともなう病気には、次のものが挙げられます。
●帯状疱疹(帯状ヘルペス)
体内に潜伏していた水ぼうそうのウイルスが活性化してしまう病気です。
肋間神経痛の症状や、背中から脇腹にかけての発疹・水ぶくれなどがみられる場合があります。
●腰椎椎間板ヘルニア
椎間板が後方に逸脱し、周辺の坐骨神経を圧迫してしまう病気です。
下半身に痛みやしびれが生じる、坐骨神経痛がおもな症状です。
●脊柱管狭窄症
加齢の影響で背骨が変性し、脊柱管(脊髄が通るトンネル)が狭くなる病気です。
ヘルニアと同様、坐骨神経痛がおもな症状になります。
●手根管症候群
手首の骨と靭帯が作るトンネルを手根管といいます。
その手根管が狭くなり、手首の手のひら側で「正中神経」が圧迫されて、しびれや痛みを生じた状態が「手根管症候群」です。
人差し指や中指に症状が出やすくなっています。
●糖尿病神経症
高血糖の状態が長く続くと、血管だけではなく神経も障害される場合があります。
しびれや痛み、感覚が鈍くなるなどの症状がみられます。
神経痛のおもな施術法と
代表的な施術期間・施術過程
神経痛のおもな施術法
神経痛に対して、接骨院では一般的に次のような施術が行われています。
●カウンセリング・検査
施術の前にカウンセリングや各種検査(症状の出る動作、身体のゆがみなどの確認)を行い、身体の状態を正確に把握します。
●手技、鍼灸、ハイボルト
カウンセリングや検査の結果をもとに、原因と考えられる筋肉の緊張をゆるめていきます。
・手技
押す、さする、揉むといった手による刺激で、筋肉の柔軟性を高めていきます。
また、身体のゆがみ(姿勢の悪さ)から筋肉がこわばっている方には、骨格の矯正を加える場合もあります。
・鍼灸
鍼やお灸を使用して、経穴(ツボ)を刺激する施術です。
ツボへの刺激には、痛みを鎮める作用や筋肉の緊張を緩和する作用が期待できます。
・ハイボルト
高電圧の電気を流していく施術です。
強い電気刺激をピンポイントで流せるため、深部のコリまでほぐすことができます。
●セルフケアのアドバイス
痛みが出にくい状態を維持するために、自宅で行えるストレッチやトレーニングの方法をアドバイスしています。
神経痛の
代表的な施術期間・施術過程
軽度の神経痛であれば、初回から数回の施術でも効果を実感できると思います。
痛みが緩和した後も、姿勢の改善や筋肉のほぐしなど、症状が出にくい身体作りを1〜2ヶ月ほど継続することをおすすめしています。
しかし、上記の期間はあくまでも目安です。
年齢や生活習慣などによって個人差は大きくなっているため、改善に数ヶ月以上を要するケースもあるでしょう。
また、病気で保存的には回復が望めない方には、手術が必要になる場合もあります。
きちんとした処置を受けるためにも、まずは接骨院や医療機関など専門家に一度ご相談ください。
神経痛になってしまった際の
注意点と対処法
それぞれに合った対処を行いましょう
神経痛が疑われる際には、次のような対処を行っていきましょう。
●筋肉を温める(坐骨神経痛、肋間神経痛)
ホットパックや蒸しタオルなどを当てて、痛みが出ている部位を温めましょう。
温めると筋肉の緊張がゆるみ、神経への圧迫も緩和することが考えられています。
また、身体のこわばりが強い場合には、湯船に浸かった入浴もおすすめです。
●冷やす(三叉神経痛)
三叉神経痛は、温めると痛みを悪化させる場合があります。
血管の拡張によって、神経圧迫を強める可能性があるためです。
熱感や焼けるような痛みなどありましたら、濡れタオルで冷やしてみてください。
●身体を動かす
適度に身体を動かすことで、筋肉の柔軟性を高めていきましょう。
ウォーキングやサイクリング、ヨガなど身体への負担が少ない運動で構いません。
●楽な姿勢をとる
強い痛みがあるときは、無理をせず楽な姿勢をとるようにしてください。
「痛みで筋肉が緊張する⇨より神経への刺激が強まる…」といった悪循環を起こす可能性があるためです。
横向きで寝たり、クッションを抱えて前屈みになったりすることで、お尻や背中の痛みが軽減する場合があります。
神経痛にならないための
予防法と身体のケア方法
簡単に予防できます
神経痛を起こさないよう、普段から身体のケアを継続して行いましょう。
例えば、次のような予防法が挙げられます。
●正しい姿勢を心がける
背中が丸くなっていたり、腰が強く反っていたりすると腰部や背中への負担を強めてしまいます。
立っているとき、座っているときにかかわらず、下腹部に意識を置いて骨盤を立てるようにしましょう。
また、頭が天井から吊るされているイメージで、背中を軽く伸ばした姿勢を普段から心がけてください。
●ストレスをため込まない
休日にはしっかり息抜きを行い、ストレスをこまめに発散しましょう。
ストレスによる自律神経の乱れは、三叉神経痛の原因の一つに考えられています。
また、交感神経が優位に働くと筋肉への血行が悪くなり、緊張を強くすることにもつながります。
●適度に身体を動かす
身体の柔軟性や筋力が低下しないよう、適度な運動を習慣にしておきましょう。
また神経痛の予防には、股関節や肩甲骨周辺のストレッチも有効です。
神経痛に関するQ&A
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神経痛が疑われる際は、医療機関に行ったほうがいいですか?
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はい。
薬による治療が有効な場合もあるため、まず医療機関で検査を受けてください。
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神経痛には、どのような施術を行いますか?
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患者様の状態にあわせて、手技や鍼灸、電気療法などを行います。
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神経痛への施術に保険は使えますか?
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基本的には自費による施術になります。
接骨院で保険が使えるのは、急性の外傷に限ります。
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施術は痛くないですか?
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リラックスした状態で受けられるよう、刺激の弱い施術を心がけています。(一部刺激が強めの施術もあります)
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神経痛に湿布は効きますか?
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湿布には消炎鎮痛剤が含まれているため、痛みの軽減を期待できます。
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神経痛はどれくらいでよくなりますか?
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1〜2ヶ月ほどはみていただきたいです。
しかし、施術期間には個人差があるため、一概にはいえません。
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神経痛は温めたほうがいいですか?冷やしたほうがいいですか?
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基本的には温めたほうがいいです。
しかし、三叉神経痛(顔の痛み)に関しては、冷やしたほうがいい場合があります。
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なぜ神経痛が起こるのですか?
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状態を悪化させると、その分改善するのに時間がかかります。
なるべく早めに対処を始めましょう。
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痛みやケガがなくても、接骨院に行って大丈夫ですか?
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はい。
メンテナンスや状態確認の目的でもご利用になれます。
著者 Writer
- 芳賀 太郎
- 出身:福島県
生年月日:1991年4月2日
血液型:O型
趣味:バスケットボール
所有資格:柔道整復師
得意な施術:骨格矯正
ご来院されるお客さまへ一言:
症状改善に尽力していきます!
施術案内
Treatment guidance
保険施術
接骨院では、受傷時期・原因が明確にわかる急性のケガに対して健康保険を使って施術を行うことができます。
骨折、脱臼、捻挫、打撲、挫傷が対象です。
状況に応じてどの保険が適用なのかこちらでご確認ください。
骨盤矯正
骨盤は「立つ」「歩く」「座る」といった基本的な動作を支える大切な骨格です。
日常のくせや出産で身体がゆがみ、放置しまうと内臓の位置がずれて便秘や胃もたれを起こしやすくなり、女性は月経痛が悪化することもあります。
猫背矯正
長時間のデスクワークやスマホいじりは猫背などの不良姿勢を引き起こします。
くせになると肩こりや眼精疲労、自律神経が乱れるなど慢性的な倦怠感の原因になります。
猫背を放置しないで、日頃から適度な運動やストレッチが大切です。
鍼灸
鍼灸は2000年以上前に中国で生まれた歴史のある施術です。
人間が本来持つ自然治癒力を高めることで、慢性的な痛みを軽減し、自律神経を整えることで疲労感を解消することができます。
国家資格を保有の施術師が行います。
楽トレ
低周波と高周波を使う複合周波「EMS」を使うことで効率良くインナーマッスルを鍛えることができるトレーニングです。
寝ているだけで体幹の強化、身体の軸を安定させることができ、ケガの予防につながります。
ハイボルト療法
血行促進作用や急性期・慢性期の痛みの軽減に有効な施術で、現在アスリートをはじめ注目を集めている施術です。
高電圧が痛覚伝達を抑制することで慢性的な肩こり、腰痛などの長引く症状の改善が見込めます。
超音波療法
人間か知覚することのできない高い周波数で急性の痛みから使用できるのか特徴です。
そのため、骨折や捻挫といったスポーツ外傷・スポーツ障害の痛みの早期改善に効果的です。
微細な振動によって患部の自然治癒力を高めます。
交通事故施術
事故後は興奮状態に陥っているため痛みを感じにくい場合があります。
痛みがなくても医療機関や接骨院で身体の状態をみてもらうことが大切です。
交通事故のケガは「自賠責保険」が適用となります。
補償内容について事前に備えておきましょう。
美容鍼
美容鍼はほうれい線やフェイスラインなど、顔を中心にアプローチしていきます。
お肌のターンオーバーが活性化し、シワやたるみの改善に効果につながります。
美容鍼でいつまでも若々しいお肌を手に入れましょう。
ヘッド
マッサージ
頭部は前頭筋と左側頭筋、右側頭筋、後頭筋の4つの筋肉で構成されています。
これらの筋肉は、長時間のデスクワークやスマホの使用によって血行不良になってしまいます。
ヘッドマッサージで顔や首、肩の筋緊張の緩和、髪質改善にも効果的です。
当院のご紹介
ABOUT US
さくら鍼灸院・接骨院 相模大野院
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